Nov 23, 2023
カナダの食料価格は全体のインフレを上回るペースで12カ月連続で上昇
21 dicembre 2022
2022 年 12 月 21 日
ブレット・バンドル、カナダ通信社
カナダではパン、卵、乳製品などの必需品の価格が高騰し、11月に食料品インフレが再び急上昇した。
カナダ統計局が水曜日に発表した統計によると、店頭で購入する食品の価格は先月、前年比11.4%上昇し、10月の11%上昇からさらに上昇した。
食料品価格は現在、12カ月連続でインフレ全体を上回るペースで上昇している。
同国の年間インフレ率は11月に若干低下し、6.8%となった。
11月にコーヒーと紅茶の価格は16.8%上昇したが、バターなどの品目は23.1%、卵は16.7%、パン、ロールパン、バンズは18.2%上昇した。
その他の価格高騰品目としては、砂糖とシロップが前年比18.8%上昇、パスタ製品が17.1%上昇、レタスが31.9%上昇、小麦粉と小麦粉ベースのミックスが20.5%上昇した。
食料品価格の上昇は世界的な現象であり、フランス、ドイツ、英国などの国々は先月、カナダよりもさらに高い食料インフレ率を記録しているとダルハウジー大学の食料流通・政策教授シルヴァン・シャルルボワ氏は述べた。
それでも、カナダの食料の多くは国内で生産されており、人件費、投入材、エネルギーコストの上昇などの多くの要因により価格が上昇していると同氏は述べた。
シャルルボワ氏は、「多くの労働協約が5%を超える賃上げをめざして交渉されており、それがあらゆるものを生産するコストに圧力をかけている」と述べた。 「その一例は、食品会社が使用する包装です。卵パックなどの包装の価格が大幅に上昇するのを私たちは目にしてきました。」
カナダ人が食料価格が安定するまでにはしばらく時間がかかるかもしれない、と同氏は付け加えた。
シャルルボワ氏は「今後4─6カ月はこの状況が続く」と述べた。 「春には状況が落ち着くと予想しています。」
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